洋菓子業界の食品ロスを
ゼロにしたい。
私たち菓子業界にとって、一つの商品を世に出すために何度も何度も試作を重ねて、これならお客様にも満足いただけるという想いで、初めて店頭に並べます。
しかしながら充実した品揃えを実現させる反面、どうしてもお客様のお手元に渡らない商品も数多く生じるのが現状です。そのため、『ほんの少しの型崩れ』や、『綺麗に成形させるために切り取った切れ端』が発生しています。
少しでもこのような食品ロスを減らせるようにすることは、私たち菓子業界にとって、永遠の課題であり、絶対に努力し続けます。
ただ、もしもお客様が許していただけるならば、行き場を失ってしまったお菓子たちが、少しでもお店の味を知っていただけるキッカケとなれば、それ以上に嬉しいことはございません。
食品ロスとは?
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。
※2:食料需給表(農林水産省)の「粗食料」と「加工用」の合計値に対して、食品廃棄物(野菜くずなど、製品をつくる際に残ったもののうち、処理費用を支払って引き渡したもの)に有価物(大豆の搾りかすなど、製品をつくる際に残ったもののうち、売れるもの)を含めたもの
(出典:農林水産省、環境省「食品廃棄物等の利用状況等(平成26年度推計)<概念図>」、「食品廃棄物等の発生量及び再生利用等の内訳(平成26年度推計)<概念図>」より作成)
なぜ「食品ロス」が
削減が必要なのか
日本では、年間2,531万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。
このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は600万トン(※)。
● 世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(2019年で年間約420万トン)の1.4倍に相当します。
● 国民全員が、お茶碗1杯分のご飯を毎日捨てているのと同じ計算になります。
※農林水産省及び環境省「平成30年度推計」
洋菓子店における食品ロス
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賞味期限が短くなり
販売できなくなった3分の1ルールと呼ばれる商習慣により、品質に問題がなくても正規価格で販売が出来なくなった商品が多くあります。
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B級品の除外
パッケージの汚れ、キズモノなど、商品の品質以外の理由により規格外となった商品が廃棄されています。
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外出自粛による
販売先の減少商業施設・サービスエリア・空港・飲食店などの多くの施設が影響を受け、販売先が減少。せっかく作っても突然の施設休業等で在庫を抱える店舗もあります。売りたくても売れない現状が、店舗を苦しめています。
食品ロスに関する
洋菓子店へのアンケート結果
ご自身の店舗で食ロスになっていて、
一番課題に感じているものは次のうちどれですか?
●59%:賞味期限が短くなった商品
●8%:型落ち品、見切り品、B級品
●8%:形が不揃いの規格外品
●6%:賞味期限が短くなった商品
●19%:その他
・キズや汚れがある商品
・製造時の切れ端
・営業時間内に売れ残った商品
※Cake.jp調べ 食ロスアンケート 店舗62件調査結果
洋菓子店の食品ロスの原因として圧倒的に多い
課題は、「賞味期限が短くなった商品」。
次点で「型落ち品、見切り品、B級品」と
「形が不ぞろいの規格外品」だった。
「まだ食べることができるのに、
廃棄されている食品」が
多く存在している。
Cake.jpの使命は、スイーツを
通して笑顔と感動を届けるということ。
お客様はもちろんですが、生産者様も
「笑顔」「ハッピー」で在り続けてほしい。
「まだ食べられる」を無駄にしない。
そんな想いを込めて、商品をお届けいたします。